こんにちは、現役看護師のさくです。
訪問看護が気になる一方で、「オンコールが怖い」「呼ばれたら眠れない」「出動が多かったら生活が崩れるかも」と不安になりますよね。
実は、オンコールのしんどさって“運”よりも、事前にどれだけ具体的に確認できたかでほぼ決まります。
同じ“訪問看護”でも、ステーションによって 待機回数・出動率・対応体制・手当・代休が大きく違うからです。
転職してから「こんなはずじゃなかった…」となりやすいのは、面接や見学の場で聞くべきことを聞けていないケースが多いです。求人票だけだと、オンコールのリアルは見えにくいんですよね。
そこでこの記事では、訪問看護に転職する前に、オンコールについて確実に確認すべき質問を15個まとめました。
この質問をそのまま使えば、オンコールの負担を“数字とルール”で整理できて、不安がかなり減ります。
「訪問看護に興味はある。でもオンコールがネック」
そんな人ほど、ぜひチェックしてみてください。
この記事でわかること
・オンコールの負担を決める「回数・出動率・体制」の見方
・面接/見学でそのまま使える質問15個
・角が立たない聞き方(例文つき)
先に結論|オンコールの不安は「回数・出動率・体制」を確認すればほぼ減らせます
訪問看護のオンコールは、ステーションによって負担が大きく違います。
怖いのは「オンコールがあること」ではなく、実態がわからないまま入職してしまうことです。
オンコールの負担は、次の3つを確認すればかなり見える化できます。
- 待機回数(月に何回)
- 出動率(実際に呼ばれる頻度)
- 体制(夜間の相談先・同行・翌日の勤務調整)
この3つを押さえたうえで質問すれば、「思ってたのと違う…」を避けやすくなります。
オンコールの負担を決める3つのポイント
1)待機回数:月◯回が現実的か?
待機回数が多いほど、プライベートの予定は組みにくくなります。
「平均」と「上限(忙しい月)」をセットで聞くとズレが減ります。
2)出動率:電話だけ?実際に出動する?
「待機はあるけど呼ばれない」職場もあれば、「ほぼ毎回出動」もあります。
できれば直近数か月の出動状況(例:月◯件)を聞けると安心です。
3)体制:ここが一番大事(困らないために)
夜間に判断に迷ったとき、誰に相談できるかでしんどさが変わります。
管理者や先輩への連絡ルール、同行の有無、翌日の勤務調整があるかは必須確認です。
転職前に確認すべき質問15個
できれば「平均」と「忙しい月(上限)」の2つで聞くとズレが減ります。
見学・面接の場で、このまま質問してOKです。
※オンコールが不安な人は、先に「電話→判断→出動→記録→翌日」までの流れを知っておくと落ち着きます。
▶︎ 訪問看護オンコールの流れと、電話の聞き取りテンプレ(保存版)はこちら👇
(https://nurse-shift-style.com/homecare-oncall-flow/)
① 待機回数(予定が立てられるか)
Q1. オンコール待機は月に何回ですか?(平均/上限)
→ プライベートと睡眠への影響が一番出るので最優先で確認。
Q2. 待機の曜日の偏りはありますか?(土日・連休・年末年始)
→ 「土日だけ多い」ステーションもある。
Q3. 待機は“ひとり”ですか?“2ndコール”がありますか?
→ 2ndがあるだけで心理的負担がかなり違う。
Q4. 待機中の行動制限はどれくらい?(移動距離/飲酒NG/入浴OK?)
→ 制限がきついほど生活が削られる。
② 出動率(実際に出動する?)
Q5. オンコール中、電話相談だけで終わる割合はどれくらいですか?
→「出動が多い職場」かどうかが見える。
Q6. 実際の出動は月に何件ですか?(平均/忙しい月の上限)
→ できれば直近数ヶ月の実績を聞けると安心。
Q7. 出動が多い時間帯はありますか?(夜・深夜・早朝など)
→ 睡眠への影響が読める(ここ、体感の不安が一番減る)。
Q8. コールが来た時のルールは?(折り返し何分/連絡手段/記録の仕方)
→ ルールが曖昧だと、しんどさが跳ね上がる。
③ 体制(ここが一番大事:困らないために)
Q9. 夜間の相談先は誰ですか?(管理者/当番医/2nd)連絡ルールは?
→ 判断に迷ったとき、すぐ頼れるかで負担感が大きく変わる。
Q10. 夜間の出動は原則ひとり?同行ありますか?
→ 未経験・経験浅めの場合は同行の有無が特に重要。
Q11. 夜間に対応する医療行為の範囲は?(点滴・カテ・吸引・麻薬など)
→ 「どこまでが訪問看護で、どこから医師指示でどう動くか」を明確に。
Q12. 緊急時の搬送判断の基準・マニュアルはありますか?
→ マニュアル有無で安心感が全然違う。
④ 手当・代休(お金と回復できるか)
Q13. 待機手当はいくら?出動手当はいくら?(時間帯で変わる?)
→ 同じ訪問看護でもここが大きく違う。
Q14. 出動した翌日の勤務調整は?(遅出/休み/時短)
→ “翌日普通にフル勤務”だと体が持たない。
Q15. 代休のルールは?(いつ取れる/消化率/取れない時の扱い)
→ 「制度はあるけど取れない」を避けるために確認。
面接・見学での聞き方(角が立たない言い回し)
質問が多くて気まずいときは、最初に 「入職後のギャップをなくしたくて」 と目的を伝えると印象が柔らかくなります。
聞きづらい人は、こんな言い方がラクです。
▶︎「生活リズムを整えたいので、オンコールの負担を具体的に知っておきたいです。」
▶︎「可能な範囲で、平均と忙しい月(上限)を教えていただけますか?」
▶︎「万が一の時に迷わないために、夜間の連絡ルールや同行の有無も確認させてください。」
※“責める”じゃなくて「入職後に困らないため」って目的を先に言うと、印象が悪くなりにくいです。
チェックリストの使い方(おすすめ)
- まずは Q1〜Q4(待機の生活制限) を聞く
- 次に Q5〜Q8(出動率・連絡ルール) を聞く
- 次に Q9〜Q12(体制・判断・同行) を聞く
- 最後に Q13〜Q15(手当・代休・翌日調整) を聞く
この順番だと、重要度が高いところから確認できます。
まとめ
オンコールの不安は「回数・出動率・体制・手当/代休」の「数字とルール」で潰せます。
訪問看護のオンコールが怖いのは、能力の問題じゃなくて「実態が見えないまま転職してしまうこと」です。
同じ訪問看護でも、ステーションによって
・待機回数
・実際の出動頻度
・夜間の相談先/同行の有無
・手当/代休
が、大きく違います。
だからこそ、この記事の質問15個をそのまま使って、面接・見学の場で「数字」と「ルール」を確認しておくのが一番の対策です。
内部リンク
ここから先は、オンコールの「しんどさ」をさらに具体的にイメージできるように、
回数・出動率・手当を「数字」で見るコツもまとめました。
▶︎ あわせて読みたい:訪問看護のオンコールはきつい?回数・出動率・手当を“数字”で確認するコツ
オンコールの負担は、求人票だけでは見えません。
だからこそ、面接前に「回数・出動率・体制・手当・代休」を確認しておくのがいちばん安全です。
もし自分で聞きづらい場合は、転職エージェントに「オンコールの回数・出動率・体制・手当・代休」を事前確認してもらうのが早いです。
※このページの「質問15個」をそのまま送れば、確認がスムーズになります。
転職してから後悔しないように、ぜひこの質問15個を使って確認してみてください。



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