こんにちは、現役看護師のさくです。
夜勤がつらくて「病棟以外」を考えたとき、訪問看護が候補に上がる人は多いです。
ただ、そこで気になるのが オンコール。
- 「オンコールって結局きついの?」
- 「回数はどれくらい?」
- 「呼び出しは頻繁?」
- 「手当は見合う?」
オンコールのしんどさは「運」じゃなく、回数・鳴る頻度・出動率・翌日の調整を事前に確認すればかなり減らせます。
この記事では、回数・出動率・手当の見方と、面接で確認すべきポイントをまとめます。
この記事でわかること
- 訪問看護のオンコールが「きつい」と言われる理由
- オンコール回数・呼び出し頻度・手当の見方
- きつさを左右する職場の特徴
- 面接で“数字で”確認すべき質問
- オンコールが不安な人の現実的な選択肢
訪問看護のオンコールとは?
訪問看護のオンコールは、勤務時間外に緊急連絡が入ったときに対応する仕組みです。
- 電話対応のみで済むこともある
- 状況によっては 夜間の訪問(出動) が発生する
- 事業所によっては 当番制(交代で持つ)になっている
つまり「夜勤がない=夜間に一切対応がない」ではありません。
訪問看護のオンコールはきつい?きつさの正体
オンコールがきついと言われる理由は、主にこの3つです。
① いつ呼ばれるかわからないストレス
実際に呼ばれなくても「鳴るかも」と思うだけで休まらないことがあります。
② 出動が重なると睡眠が分断される
連続で呼び出しが入ると、翌日の体力に響きます。
③ “当たり外れ”が職場で大きい
同じ訪問看護でも、利用者層・受け持ち体制・医師との連携などで負担がまったく変わります。
オンコール回数の目安(事業所で差が大きい)
オンコールの回数は、ざっくり以下の要因で決まります。
- ステーションの人数(看護師数)
- 24時間対応の有無
- 利用者数・利用者層(医療依存度)
- 夜間対応のルール(誰が出動するか)
重要:求人票の「オンコールあり/少なめ」だけでは判断できません。
たとえば「当番が月4回でも、1回あたり出動が2回以上」だと体感はかなりきつめ…のように、当番回数より出動頻度が重要です。
月に何回か、週に何回かを必ず数字で確認しましょう。
呼び出し頻度の目安(ここが一番大事)
オンコールでしんどいのは「当番の回数」よりも、実際に鳴る頻度・出動率です。
確認するのはこの2つ👇
- 電話は当番1回あたり何件くらい?
- 出動は当番1回あたり何回くらい?(0〜1回なのか、複数回なのか)
ここが高いと「夜勤がないのに結局眠れない」が起きやすいです。
不安を減らすための目安
オンコールが不安な人は、まずこの基準で考えると気持ちがラクになります。
- 当番1回あたりの出動が 0〜1回程度
- 出動後に 遅出/代休などの調整がある
- 夜間の連携ルールが明確(誰が何を判断するか決まっている)
逆に、
「出動が複数回」「翌日も通常勤務」「ルールが曖昧」
この3つが重なると、しんどさが出やすいです
オンコール手当は見合う?チェックポイント
オンコール手当は事業所で幅があります。見るべきは「合計」です。
① 待機手当(持つだけでもらえる)
当番を持つだけで支払われる手当。
② 出動手当(実際に動いたとき)
夜間訪問が発生したときの手当。
③ 代休・翌日の調整があるか
ここが超重要です。
- 夜間に出動した翌日、勤務は調整してもらえる?
- 遅出・休み・代休は取れる?
手当が多少良くても、翌日が通常勤務だとかなりきつくなります。
きつい職場・比較的ラクな職場の特徴
きつくなりやすい
- 看護師が少なく、当番が回りやすい
- 医療依存度が高い利用者が多い
- 夜間の一次対応がすべて看護師
- 医師と連絡が取りにくい/指示が曖昧
- 出動後も翌日通常勤務
比較的ラクになりやすい
- 人数が足りていて当番が分散されている
- 夜間のルールが整理されている(誰が何をするか)
- 医師連携がスムーズ
- 夜間出動後の勤務調整がある
- 相談できる体制(管理者・先輩)がある
面接で“数字で”確認する質問リスト
ここは遠慮せず聞いてOK。聞けないと入職後に詰みます。
- オンコールは 月(週)何回 ありますか?
- 当番1回あたりの 電話件数 は平均どれくらいですか?
- 当番1回あたりの 出動回数 は平均どれくらいですか?
- 夜間の一次対応は誰がしますか?(看護師のみ?)
- 出動した場合、翌日の勤務は調整されますか?(遅出/代休など)
- オンコールの 手当の内訳(待機・出動)はいくらですか?
- 24時間対応をやめたい場合、相談は可能ですか?
- 新人期間はオンコールを持ちますか?持つならいつからですか?
オンコールが不安な人へ:現実的な選択肢
オンコールが怖い=訪問看護が無理、ではありません。
- まずは オンコール少なめのステーションを探す
- 土日休みや人数が多いところを優先する
- いきなり決めず、情報収集と比較をする
「夜勤は減ったけど、オンコールで消耗した」にならないように、先に条件を整理しておくのが大事です。
まとめ
訪問看護のオンコールは、事業所によって負担が大きく違います。
だからこそ、怖いまま飛び込む必要はありません。
- 当番回数(週/月)
- 電話件数・出動回数(出動率)
- 出動後の勤務調整
- 手当の内訳とルール
この4つを“数字で”確認できれば、オンコールの不安はかなり減らせます。
無理をせず、あなたの生活を守れる働き方を選んでいきましょう。
内部リンク
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